・手洗いでそのまま干します。布の重みで伸びます。 ・アイロンを当てると光沢が戻ります。 ★濃い色物は色落ちする場合がありますので、他のものとは別にお洗濯してください。 シルクのお話 (メルマガ太極拳教室より) ============================================================ ◆シルクは日常に (メルマガ太極拳教室99号) ============================================================ シルクは肌触りが良く気持ちがいいけれど、高級で高いし毎回クリーニング代も要るし・・・ というのがシルクの認識ではないでしょうか。私も中国に住む前はそう思っていました。 ところがところが、今週のように梅雨に入り蒸し暑くなってくると、中国の学生さんは シルクのブラウスを着始めます。丸い襟で刺繍の付いた、何とも可愛いブラウスです。 涼しくていいですよ、というオススメで早速1枚買って着てみました。 まあ、その快適なこと \(^o^)/ 洗濯はどうするの? 洗濯??と怪訝そうな顔で返されました。 あのう、、、シルクはドライクリーニングでしょう。 普通に手で洗うんです。と呆れたような顔で見返されました。 シルクは摩擦に弱いから、ゴシゴシと揉まないでちょっと押し洗いして、そのまま吊るして乾かします。 と言い聞かすように説明してくれました。シルクがそんなに簡単だったとは、 これまでの思い込みは何やったん?? それ以来、町の人々の服装を気をつけて見ていると、ごくごく普通のスカートやワンピースもシルクです。 プリントをしたシルクのワンピースも見かけます。 シルクは高級品・シルクは手入れが難しい・シルクはクリーニング屋に出さなくては、 という認識は今やゼロです。蒸し暑い季節には涼しいシルク、いえいえ蒸し暑い季節だけでなく、 寒い季節にはシルクは温かい素材なのでした。 そこで、太極拳服は\\||// ― シルク ― //||\\ と声を大~きくして申し上げます。 これを教えてくれたのは、顧さんという頭の良い生徒さんでした。 顧さん、ありがとう!! ============================================================ ◆シルクにアイロンをかけよう (メルマガ太極拳教室100号) ============================================================ 優雅な太極拳は伝統的にシルクが愛用されてきました。 太極拳服は\\||// ― シルク ― //||\\と声を大~きくして申し上げましたら、 天然素材は、ドライクリーニングのない時代に発展したのですから、昔の洗濯方法(手洗い) でいいのですね。とお声をいただきました。おまけに、知らなかった~!!こんないいことまで 教えていただきました。ご紹介します。 綿は汗を吸うけどなかなか乾かないが、シルクは汗を吸ってもすぐ乾く、綿は身体から熱を 奪うので、暑い時はとてもよい素材です。 カシミヤの セーターを水で洗ってから、ますます光沢がよくなるので、カシミヤも人間の髪の毛と同じ毛 なのだと再認識しました。 でも100%カシミヤでないと縮みます。本物のカシミヤは全然縮みません! そこでシルクのお手入れを少し研究しました。普段は手洗いでそのまま干していいのですが、 綿素材より少し低い温度で、裏から軽くアイロンをするときれいな光沢が出てきます。それは、生地の質感が戻るためだそうです。 ・手洗いでそのまま干す(陰干しがオススメ) ・洗濯時に「酢」と入れると色落ちが緩和されます 「酢」の量は洗面器に大匙一杯分が目安です ・時々、アイロンを当てると光沢が戻る。 アイロンは裏から、軽く円を描く要領で当てます。 ★★この3点を押さえておけばもう怖いものなしです★★ メールマガジン「太極拳教室」のご購読は |